面接に向けて
弊社では就職に向けた支援を行っております。
Webでの面接、対面でのマスク面接等、
状況に沿った面接の練習を、「模擬面接」として実施しています。
面接の緊張対策には練習や事前準備が重要なのは言うまでもありません。
しかし「どのように練習すれば…」「急な面接、面接の練習をお願いできる相手がいない」と困っていませんか?
そこで、一人でスマートフォン(スマホ)でもできる効果的な面接練習の方法と、模擬面接の方法を紹介します。
面接練習をすれば、以下の3点に効果が発揮されます
・自然な受け答えができるようになる
・本番での緊張を少しでも和らげることができる
・話し方の改善ができる
話すスピード、声量、トーンは適切ですか?
相手から好感を持たれるような表情ができていますか?
自分の話し方を客観的に観察し、課題を見つけ出し改善していくことで、面接本番までにより適切な話し方をできるようになります。
では、面接練習の前に実際の面接の際の流れを把握しておきましょう!
面接の一般的な流れ
入室
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自己紹介
↓
志望動機
↓
職務経歴
※学生の場合は現在の学校への志望理由
↓
退職理由
↓
自己PR
↓
募集内容の説明(面接官からの説明)
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条件の確認(面接官からの説明)
↓
面接官への質問
↓
退室
※入室に関しては、応募者が先に面接会場に案内されて後から面接官が来る場合と、面接官が先に待っていて応募者を迎える場合の2パターンあります。
いずれにしても、最初に面接官と向き合った瞬間に第一印象が決まります。
話し掛けられるのを待つのではなく、自分からハキハキとあいさつしましょう。
必ず面接で聞かれる内容としては、「職務経歴」「退職理由」「自己PR」「志望動機」は欠かせません。
この4つを確実に説明できるように回答を準備しておき、ほかにも自分の経験年数や希望職種などに応じて、
質問されそうなものについては対策しておきましょう。
印象の質を上げる4つのポイント!
・回答は的を外さず、簡潔に
自分を売り込みたいからといってあれもこれもとアピールすると「何が強みなの?」とアピールポイントがぼやけてしまい逆効果に。
応募職種で生かせそうな内容や、企業が求める人物像に合っているものを1つ選んで答えるようにしましょう。
また、1分では「短くてアピールしきれない」と思うかもしれませんが、面接官は回答内容に基づいて詳しく聞きたい部分を更に質問してきます。
一方的に「すべてを説明しきる」と気負うのではなく、会話を通じて伝えていくという考え方でいたほうがいいかもしれません。
・仕事の成果(自身の成功例)は具体的に
面接官が知りたいのは、応募者が「どんな経験やスキルを持っていて自社にどれだけ貢献できるのか」ということ。
「顧客満足に努めてきた」等のざっくりした表現だけでは、どんな仕事にどのように取り組んできたのか、イメージできません。
効果的なアピールにするには具体的な過去エピソードと、「目標に対しての結果」など、成果を裏付ける客観的なデータや、数的根拠を盛り込みましょう。
上司や顧客から掛けられた言葉など第三者からの評価も一緒に話すと説得力が高まります。
・予想した質問の回答を書き出しておく
頭の中でなんとなく思い浮かべるだけではて説明しようとすると適切な言い回しが思い浮かばず、うまくまとめられないことがあるので書き出したり読んでみることが重要です。
また、文章として整理するなかでアピールポイントがはっきりしてくることもあります。
特に、「志望動機」「自己PR」に関しては一番印象に残りやすいので、下記ポイントを何点か押さえて回答を用意致しましょう。
「志望動機」…・御社の経営理念に共感しました・将来性にひかれました・前職の経験が生かせると思いました・御社の事業内容に興味を感じました・御社でいろいろ学び、成長できると思いました etc…
「自己PR」…・何をやってきたか・何ができるか・今後どう(貢献)していきたいか・なぜその企業に応募するのか etc…
・退職理由はポジティブに
新しい企業に挑戦するのは悪いことではありません。けれども前職を退職した理由は面接官も必ず知りたがります。
その際に、前職の悪いイメージや辛かった事のみを伝えても良い印象は得られません。むしろ悪印象のみが残ります。
その際には必ず、経験したからこそポジティブに考える「次に繋げるイメージ」を明確に伝えましょう。
面接官は、そこを知りたいと考えるはずです。
一人でできる! スマホを使った面接練習(セルフ模擬面接)方法
やり方は簡単です。
自宅で椅子に腰掛け、面接本番さながらに目の前に面接官がいるつもりで、自己紹介、退職理由、自己PR、志望動機と回答していきます。
その時に、スマホで全身と表情が写るように撮影し後から動画をチェックするだけ。
余裕があれば回答シーンだけでなく、入室してあいさつするところから面接が終わって退室するところまで一連の流れでやってみると良いでしょう。
撮影した動画は、以下の点をチェックします。
・表情と目線
接官との会話は目を合わせるのが基本。目には意欲や自信が表れますので、真剣さを伝えるためにもしっかり目を合わせて話しましょう。また、緊張で表情がこわばって不機嫌そうに見えてしまう場合は、口角を上げると表情が柔らかくなり印象が良くなります。ただし、ヘラヘラした態度や歯を見せて思いっきり笑うのは場違いです。
なお、面接本番で面接官の話を聞いている時は同様に表情を注意しつつ、時折うなずくなど適度な意思表示も効果的。面接官も話している相手の反応がなさ過ぎると「理解しているんだろうか」と不安になり、コミュニケーションがスムーズにいかなくなってしまうかもしれません。
・姿勢
あごが上がっていると相手を見下しているような偉そうな印象に、猫背は覇気がなく自信がなさそうな印象を与えてしまいます。面接では立っている時も座っている時も、あごを引いて背筋を真っすぐ伸ばした姿勢を心掛けましょう。
椅子に座る時は、体を面接官の正面に向けて浅めに腰掛けます。背もたれがあってももたれかからないように。男性はひざを肩幅くらいに開いて太ももの上に拳を置いて、女性はひざを閉じその上に左右の手を右手を上にして重ねます。
・話し方
どんなに内容が良くても聞きとりづらい話し方では面接官には伝わりません。声の大きさはもちろん、話すスピードや間合い、滑舌をチェックしましょう。特に、緊張しているとなりがちな早口すぎ、声量不足、最後まで言い切らずに語尾を濁すなどになっていないか注意を。口を大きく開き、母音を意識して発音するとハキハキとした話し方になり表情も自然と明るくなります。
・回答に掛かる時間
「夢中で話しているうちに5分以上もしゃべり続けていた……」ということがないように、適切な時間内で回答できているかも忘れずにチェックしてください。長すぎ、あるいは短すぎる場合は話す内容を見直す必要があるでしょう。
・口癖が出ていないか
とっさに返答が思い浮かばない時につい言ってしまいがちな「ええと」「あのう」なども、面接の場にはふさわしくありません。考える時間が欲しい時は「そうですね。私がこれまでで一番苦労したことは~」など、相手の投げかけを言い直して話し始めるといいでしょう。
口癖以外にも、貧乏ゆすりや話しながら髪の毛を触るなど仕草にも癖は出ます。緊張した時に無意識にやってしまっている悪い癖がないか、本番までに確認をしておきましょう。
面接が苦手で緊張してしまう人はどうする?
「どうしてもアガってしまってうまく話せない」という人もいるでしょう。完全にアガらないというのは難しいですが、緊張を和らげるために「よく見せよう」ではなく「会話の流れに任せてみる」くらいの気持ちで臨むのもありかもしれません。面接官は非の打ちどころのないスピーチを聞きたいわけではありません。会話を通して「応募者がどんな人か」「なぜ自社の仕事をやりたいと思っているのか」を伝えることが重要です。
緊張がほぐれない時は、思い切って面接官にそのことを明かしてもかまいません。「あがり症です。申し訳ありません」と伝えると心が軽くなるはずです。自分の言葉で、面接官との会話を楽しむこと。話の糸口に、これまでの仕事や活動で関心を持たれそうな話題を見つけておくのもいいでしょう。
まとめ
やり直しがきかない一本勝負の面接の場で悔いのないようにアピールするには、本番をイメージした練習を繰り返し、体を慣れさせておくことが効果的です。練習の際は話し方、回答時間、内容を意識しながら実際に声に出してみましょう。
また、スマホの録画や録音機能を使って客観的にチェックしてみると、日ごろ気づかない癖なども発見して直すことができます。面接を突破して希望の企業に転職するために、一人でできる面接練習(セルフ模擬面接)をぜひ試してみてくださいね。
対面での面談をご希望の方は、弊社のキャリア形成専門のスタッフが模擬練習をお手伝い致します。
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